
日米の安全保障に詳しい明海大の小谷哲男教授が9日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。トランプ米大統領が世界最大の島、グリーンランド領有を狙う手法について述べた。
トランプ氏は1月4日、デンマーク自治領グリーンランドについて、自国防衛の観点から「絶対に必要だ」と述べ、改めて領有に意欲を表明した。ベネズエラ同様、南北米大陸を中心とする「西半球」で影響力拡大を図る決意を鮮明にした。アトランティック誌の電話インタビューで語った。
グリーンランドはデンマーク領で人口は約5万6000人。番組によると、デンマークの新聞報道ではグリーンランドの世論調査(昨年1月時点)で反対が85%で賛成ははわずかに6%だった。グリーンランドの領有については、来週、米国とデンマークで協議の場が設けられている。その一方で米国はグリーンランド住民に一時金の提案をしていて、1人当たり1万ドル(約157万円)~10万ドル(約1570万円)の一時期を支払う案を提示している。支払い総額は60億ドル(約9400億円)になる可能性が予測されている。
MC恵俊彰が「トランプさんは脅しとお金で動いてるようなもんじゃないですか?」と質問すると、小谷氏は「まさにベネズエラに攻撃したことで、誰もやらないと思っていたことを自分はやるんだ、ということを示して、ベネズエラをみせしめにして、他の国にも言うことをきかないと同じ目に遭うぞ、と。これ、ギャングの発想なんですよね」とトランプ大統領のグリーンランドを買収しようとする手法について語った。
