
3人組ガールズバンドTRiDENT(トライデント)が5日、ファーストEP「BLUE DAWN」をリリースし、キングレコードからメジャーデビューした。同日午後9時からリード曲「黎明ノ詩」のMVが公開された。
同曲は、MY FIRST STORYのNobが作・編曲、TRiDENTのボーカル・ギターASAKAが作詞を担当。闇の中でも希望を信じて進み続ける者たちの決意を描いたロックナンバーという。
MVは赤を基調とした激しい演奏シーンと、モノクロで描かれるイメージシーンの対比で構成され、演奏シーンでは差し込む光が印象的でバンドが“夜明け”へと向かう象徴として描かれているという。一方のイメージシーンでは、光を失った男性と、彼を導く“光”のような女性の姿を通して、夜明け(黎明)というテーマを象徴的に表現している。
ASAKAは「暗くて長い夜を彷徨っていたとしても、諦めずに信念を胸に進めばいつか必ず夜は明けるというメッセージを曲に込めました。MVではその“夜明け”をドラマシーンや色彩を通して表現して頂いています。この曲が1人でも多くの方の"希望"になるとうれしいです」と伝えた。
ベースのSERINAは「私たちの長いバンド人生に新しい光が差したように、この曲にも“赤い色”として夜明けを表現、尚且つ音楽に対する熱い思いを表現しました。“悩みや苦しみ”から解き放たれて、新しい未来へと進んでいく世界観をぜひお楽しみください」と呼びかけた。
ドラムのNAGISAは「リズムの一打一打に、“前に進む強さ”を込めました。モノクロの映像の俳優さんの演技には、感動して撮影中も涙が出そうになるほどでした。困難の中でも希望を失わない、そんな想いをドラムで支えたいと思っています」と説明した。
TOKYO MXで放送中のアニメ「ポーション、わが身を助ける」とのタイアップや、12月21日に名古屋で開催される「MERRY ROCK PARADE 2025」への出演も決定。11月8日からは福岡公演をはじめとする「BLUE DAWN」を引っ提げた全国ツアーを全国11カ所で開催し、26年1月23日の東京・WWWX公演でファイナルを迎える予定だ。
