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湯原昌幸、新曲「どうかしてるね」発表 妻荒木由美子の前で号泣 作曲弦哲也、作詞及川眠子も


【写真】新曲「どうかしてるね」の発表記念イベントをひらいた湯原昌幸

歌手湯原昌幸(78)が5日、東京・代官山鳳鳴館で100人を集めて、徳間ジャパン移籍第1弾となる新曲「どうかしてるね」の発表記念イベントを開いた。「どうかしているね」、カップリングの「南十字星」、130万枚超の「雨のバラード」など全16曲を熱唱した。妻の歌手でタレントの荒木由美子を思って歌った「人生半分」では途中から号泣しながら声を振り絞った。会場で見守った荒木も涙をにじませた。

本番前の会見には荒木と作曲の弦哲也氏(78)、作詞の及川眠子(ねこ)氏(65)も同席。ラテンタッチの曲調で、長年連れ添った女性から三くだり半を突きつけられて戸惑う男の心情を描いている。

湯原は「今年の春に徳間ジャパン移籍が決まって、両先生にお願いしました。普通は歌手に合わせるんだけど、及川先生は『裏切る』とおしゃってました」と振り返った。結婚42年になる荒木とは、芸能界ってのおしどり夫婦として知られている。「僕と由美子はうまくいってると思っていたけど『ぬるま湯につかって油断していると栓を抜かれるよ』という曲。シニカルな内容だけど、ラテンの曲調でいい感じに仕上がっている。来年は79歳になる。この年になってレコード会社を移籍して、両先生やってもらえる。活を入れる歌になる」と話した。

及川氏は「湯原さんは、いろいろなものを歌っているから、イメージを壊すのにチャレンジで書かせてもらいました」。

弦氏は「湯原さんより、奥さまの歌を作りたかった(笑い)。由美子ちゃんって言ってた時から、テレビのレギュラーで一緒に出ていた。いつか由美子ちゃんの歌を作りたいと思っていたら、湯原さんと結婚しちゃった。湯原さんとは同い年で、同じ頃にこの業界に入っているので、同じものを見てきて“暗黙の湯原節”が僕の中にできている。ストリングス(弦楽器)なしのオールブラス(金管楽器)で、ちょっとラテン的なところを入れました。歌ってよし、踊ってよしで、皆さんに楽しんでほしいと思います」。

荒木は「弦先生に及川先生。今までとは違う縁をいただきました。私は、そこそこ仲良くやって来たんですが、それを裏切る歌。『湯原さん気をつけてよ~』っていう事だと思う」と話した。

湯原は「男のスケベ心、未練。最後に<歌詞>君が奇麗に見える、と。男性と女性は違うんだ。女性は別れたら、それまでだけど、男は後を引く」。及川氏は「向こうから離れていくと、追いたくなる。湯原さんに何をやらせようかと考えたら、不倫とかは歌っていた。今は、熟年離婚を言い渡される人も多いですからね」と話した。

夫婦円満のこつを聞かれた湯原は「僕のおふくろを介護、23年間も見てくれた。感謝の気持ちがある。それに子供の頃、16歳の時から知っているし、感性も近い。血液型も同じBだしね」。弦氏は「もうじき、いい夫婦の日(11月23日)。本当に理想的な夫婦なのに『どうかしてるね』となる。ご主人は、今の生活にあぐらをかいていてはいけません、奥さまを大事にしなくてはということです」と話した。【小谷野俊哉】

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