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舞乃空、初めて好きな演歌歌謡曲に「土俵入り」できた「今までの100倍頑張りたい」


【写真】新曲「人は恋して花を詠む」の発売記念イベントを行った舞乃空

歌手の舞乃空(まのあ、20)が5日、東京・北区のレコード店「赤羽美声堂」で新曲「人は恋して花を詠む」の発売記念イベントを行った。

イベント前に取材に応じた。

一問一答は次の通り。

-どんな新曲ですか

これまでに発売した3作はポップス系の楽曲だったのですが、4枚目のシングルで初めて演歌歌謡曲よりの楽曲をいただきました。鳥羽一郎さんの息子の木村竜蔵さんに作詞作曲を手がけていただいた。和の雰囲気がたっぷりと入った歌詞でメロディーも流麗でとてもすてきな楽曲です。演歌歌謡曲を若い世代に広めていくためにも、演歌の和の良さも取り入れつつ、新しい要素も入れてある楽曲だと感じています。

-今の気持ちは

「新風」です。新しい風を吹かせるという意味です。「演歌歌謡曲」の世界に新しい風を吹かせられるような存在になれたらいいなという願いを込めました。 -歌詞には「花を詠む」など20代では使わない言葉がたくさん出てきます

最初はすごく難しい歌詞だと思ったし、普段は全く使わないような言葉ばかりだなと思いました。でも、日本語の美しさがあります。演歌は日本語の美しさを伝えられる楽曲だと思っています。

-インパクトのある衣装ですね

はい。半分着物で半分洋服という斬新なデザインにしていただいた。見た目からもインパクトがあって、好きになっていただけるような衣装にしたかった。私たちの年代の人は『やっぱり演歌は古い』とか『あんまりおしゃれではない』っていう意見が多い。いや、そうじゃないんだよ。日本語の良さを伝えられる楽曲だよということを、若い世代に伝えていけたらなと思っています。今回初めて、演歌歌謡曲に土俵入りしたというか、同じ畑に入ることができたかなと思っています。私はオールジャンルの曲が大好きなので、自分の楽曲でもオールジャンルを歌いたい。4枚目で演歌歌謡曲に足を踏み入れることができてうれしい。20歳になって、今までとは違った私を見ていただけるように頑張りたいです。学生時代にNHK「のど自慢」のグランドチャンピオン大会に出演して、石川さゆりさんの「能登半島」を歌唱したことがデビューのきっかけでした。演歌は昔から大好きで歌っていました。

-来年はどんな年にしたいですか

いろいろな地域に足を運んで1人でも多くの人に歌を届けられたらいいなと思います。そして着物も着てみたい。着物は所作なども大事だと思うので、その辺も頑張っていきたい。

-憧れている先輩はいますか

小林幸子さんが好きです。着物姿がとてもすてきだし、着物でなくてもウワッーという衣装を着ている。衣装からも皆さんに楽しんでいただけるようにしたい。それに何より、ボカロなどの若い時代の楽曲にもチャレンジされている。私はオールジャンルの曲を歌いたいので、そこもすごく尊敬しています。

-ファンにメッセージをお願いします

いろいろな世代の人に聞いていただけるように駆け橋となれればいいなと思っているので、今までの100倍くらい頑張りたいなと思ってます。上を目指して頑張りますので、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

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