9月に都内の自宅マンションが火事になったタレント林家ペー（83）パー子（77）夫妻のチャリティー公演「がんばれ！ペー・パー子 有志応援団の集い 大演芸大会」が4日、東京・品川区のきゅりあんで行われた。10月20日に浅草でも開催した第2弾。
林家たい平（60）を中心に歌手岩崎宏美（66）、タレントのテリー伊藤（75）、女優で声優の戸田恵子（68）、タレント松村邦洋（58）、林家木久扇（88）らが集まった。
2人目のゲストとして、三味線漫談家の林家あずみが登場した。
ペー、パー子との思い出を切り出し、「寄席に出る時に、楽屋で10日間林家ペーと2人きりでした。皆さんこれがどれだけ大変なことか分かるでしょうか」と会場に語りかけた。
続けて「ペー師匠は自分の出ばやしが鳴っているのに全く気づかない。教えてあげたら、お客さんの前に走って出て行って、つかみのギャグをドーン！ と。信じられない程スベっていました」と話すと会場からは大きな笑いが起きた。
また「ペー師匠にテレビを見た感想をお伝えすると『ありがとう』と必ず1000円くれるんです。形を変えて、X（旧Twitter）で、見ると必ずいいねを押していたんです。そうしたら、『芸人でいいねを押してくれるのは、あずみちゃんとおぼんちゃんだけ』って会う度に3000円くれるんです。その結果、貯金が何もないというね」と秘話を話し、笑いをもたらした。
最後は花笠音頭を披露し、大きな拍手を受けた。
