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柄本明、77歳喜寿の誕生日を東京国際映画祭舞台あいさつの壇上で迎え「宣伝して下さい」


【写真】尾美としのりの恋のキューピッドになった先輩俳優

柄本明が77歳の誕生日を迎えた3日、都内で開催中の東京国際映画祭ガラ・セレクションに出品された日米合作映画「レンタル・ファミリー」(HIKARI監督、26年2月27日公開)アジアンプレミアに登壇。劇中で娘を演じた真飛聖(49)から花束を贈られた。喜寿を迎え、紫色の花束を贈られた柄本は、マイクを使わず「気を使っていただき、ありがとうございます! (作品を)宣伝して下さい」と呼びかけた。

「レンタル・ファミリー」は、22年の米映画「ザ・ホエール」で米アカデミー賞主演男優賞を受賞した米俳優ブレンダン・フレイザー(57)が主演し、東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップを演じた。柄本は劇中でも老優の喜久雄、真飛は喜久雄の娘雅美を演じた。撮影は24年3~5月にかけてオール日本ロケで行われた。

柄本は、フレイザーの印象を聞かれ「ブレンダンさんは、大きい人です。でも、ホエールくらい大きいわけではありません」とジョークを交えて評した。そして「2人のシーンばっかりでしたけど、すばらしい俳優で、大きい方です。体だけでなく大きく、奥行きが深い芝居。それと同じく、人柄がすばらしい方で。演技と人柄が、誰に対しても…当たり前と言えば当たり前だけど、お芝居が出来るのが光栄でした」と、フレイザーを絶賛した。

HIKARI監督は「柄本さんを喜久雄だと頭の中で思った瞬間から、涙ながらの体験をさせてもらえ、勉強しました。作品を作らせてもらえるよう、頑張ります」と感謝し、柄本を抱き締めた。この日はゴーマン シャノン眞陽、木村文(31)森田望智(29)篠﨑しの(36)も登壇。

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