
髙石あかりがヒロインのNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~金曜)の10月31日に放送された第25回の平均世帯視聴率が15・2%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・3%だった。番組最高は第1回の16・0%。
朝ドラ第113作目で、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々の姿を描く。
あらすじは、ヘブン(トミー・バストウ)の初登校前日。いまだヘブンとコミュニケーションがとれず焦る錦織(吉沢亮)は、知事(佐野史郎)からヘブンのとある秘密を知らされる。迎えた登校日。花田旅館にしじみを売りに来たトキ(髙石あかり)は、平太(生瀬勝久)らとヘブンの登校を応援しようとするが、そのヘブンが部屋から出てこない。錦織が迎えに駆けつける中、トキはヘブンとの出会いを思い出すのだった。トキはヘブンと握手したとき、手が震えているのに気付いた。周囲の期待が怖いのではないかと感じていた。また、ヘブンの秘密とは身分は教師ではなく、新聞記者のままだった。滞在記を書くために来日したのだ。ヘブンは日本語を必死に勉強していた。錦織はヘブンに、あなた自身のままでいいと勇気づける。ヘブンは元気を取り戻す。
