
NEWS加藤シゲアキ(38)らが出演する舞台「パルコ・プロデュース2025 『カタシロ~Relive vol.2~』」が2日、東京・PARCO劇場で開幕し、本編終了後にアフタートークイベントが開催された。
同シリーズは、台本なしで物語が展開していくプレーヤー間の会話が見どころ。特有の体験を味わった加藤は「『カタシロ』はとても人間性が出ますね。自分の芝居と本当の自分、フィクションとドキュメンタリーがとても重なるので、自分自身の物語を紡いだ感じがしました」と感想を語った。
「カタシロ」は今年で誕生5周年。演出家、YouTuberとしても活動するディズム氏によるTRPG(テーブルトーク・ロールプレーイングゲーム)の名作シナリオで、20年の誕生以来YouTubeでのプレイ動画は総再生数500万回を超える大人気作品となっている。こうした背景を踏まえ「ネット上で始まったと聞いていますが、舞台ならではの面白さがあるし、強烈ですね。最後の決断をするときに作家人格も少し出てきて、『どっちが面白いかな』『主人公は楽じゃない方を引き受けるかな』と考えていました。小説を当事者のつもりで書いていましたが、やはり他者で、初めて自分で主人公を体験した気もしました」とも語った。