
上方漫才協会10周年記念特別興行が2日、よしもと祗園花月(京都市)で行われ、同協会会長の中田カウス(76)、副会長のアインシュタイン・河井ゆずる(44)らが出演した。
カウスが若手漫才師育成のために立ち上げた協会で、この日は上方漫才協会大賞の歴代各賞受賞者が登場。見取り図、バッテリィズ、アインシュタイン、すゑひろがりず、トットらが爆笑漫才で客席を沸かせた。カウスは「この10年、ここにいる面々だけでなく、多くの漫才師が成長しました」と感慨深げ。
祗園花月は8月18日をもって閉館するが、「京都に劇場は必要です!」(カウス)と、あらたな劇場オープンに向けて期待を込めた。
9月からは、よしもと漫才劇場、渋谷よしもと漫才劇場、よしもと福岡大和証券劇場などで、若手育成のための新しい試み「中田カウス 漫才のDENDO NEXT」がスタートする。