
南海キャンディーズ山里亮太(48)が、30日放送のTBSラジオ「山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1時)に出演。同期芸人、ダイアン津田篤宏のXの投稿をめぐり、吉本社員への過去の怒りをぶちまけた。
津田は24日、自身のXで大阪万博を満喫したことを報告。その際吉本興業のブースも訪れたが「知ってる社員がいたので挨拶したらめちゃくちゃ冷たくてびっくりした!!!!」と嘆きをつづった。
山里は津田の投稿を受け「俺はね、これを見てほっとけないよと。つーちゃん、分かるよその気持ちと」と共感。駆け出しの頃「弊社の社員さんにひどいことを言われたってことがあったから」と自身の経験を振り返った。
山崎静代とのコンビ結成直後、吉本興業の社員が審査員を務める社内オーディションに参加したという。「いい大学出て、一流企業吉本興業に入った。そこは素晴らしい。でもその過程に面白さを磨いたという行程はないはずなのに、なぜあなたが審査をするんだという気持ちは少なからずあった」と複雑さをにじませつつ、「点数を付けるわけです、社員様が」とチクリ。「声」「ネタ」「構成」「キャラクター」などの項目に点数を付ける方式だったが、「NON STYLEはウケまくってて、その社員もオール10ぐらいいってた」。一方で「南海キャンディーズに、その時その社員様がオール1点を付けなさって」と怒りをにじませた。
「ネタ」や「声」、「構成」の評価は甘んじて受け入れたが、「キャラクター」に関しては「男女コンビで、1人おかっぱメガネ、1人180オーバーの女。キャラ1?」と納得できず。「これはおかしいということで。私はその女性社員様にネタと声はできてません、我慢します。ただ我々がキャラクター1ってのはどういうことですかね?って言った時に、はっきりと『いやいや、こんなのすぐ飽きられるってわかんないの?あんたたち』って言ってきたわけさ。クソッタレと思って」と憤慨した。
その後コンビは「M-1グランプリ」出場をきっかけに飛躍。山里は「2004年に『M-1』行って。そいつの目の前行って、飽きられてませんでしたわって言った時のあの気持ち。つーちゃんにも味わわせてあげたいと思って」。改めて津田には「行こうよ。復讐(ふくしゅう)の向こう側へ」と訴えていた。