
俳優の三田村邦彦(71)が29日、X(旧ツイッター)を更新。22年10月に交通事故により、81歳で亡くなったザ・ドリフターズ仲本工事さんの妻で歌手の三代純歌(57)が出版社3社を偽計業務妨害罪と名誉毀損(きそん)罪で神奈川県警に刑事告訴した件について言及した。
三田村は、「仲本工事さんの妻・三代純歌が出版社3社訴訟『悪質な捏造記事』各週刊誌責任者が書類送検」との見出しが付けられた記事を引用。「書類送検?!」と驚きつつ、「私にはどちらが真実を言っているのか知る由もありませんが真実はいずれはっきりするでしょう!捏造記事だとしたらあまりにも酷い!」と思いをつづった。
続けて「私も以前、週刊女性を訴え 裁判をして勝ちましたが謝罪記事は小さくほんの数行」と自身の経験を記し、「裁判は時間がかかる 時間はもどらない」と複雑な思いをにじませた。
三代は22年11月発売の「女性自身」「週刊女性」「週刊新潮」で「病院で(三代が)ドリフターズの加藤茶に大声で怒鳴られた」と書かれた記事が虚偽であるとし、昨年2月27日に司法記者クラブで記者会見を行い「3社が結託し悪質な捏造(ねつぞう)記事を掲載した」と主張。民事訴訟を起こすとともに神奈川県警本部に刑事告訴していた。
三代の関係者は28日、今月25日に各雑誌の責任者が書類送検されたと報道陣に報告した。書類送検された被告訴人は3社の編集・発行人ほか。三代は3社を民事でも名誉毀損(きそん)で訴えており、これまで新潮社9回、光文社10回、主婦と生活社12回の、合計31回の裁判(期日前整理手続き含む)が行われている。8月29日に東京地裁で行われる主婦と生活社の公判では、三代が口頭弁論のため初出廷する予定という。