
22年10月に交通事故により、81歳で亡くなったザ・ドリフターズ仲本工事さんの妻で歌手の三代純歌(57)が出版社3社を偽計業務妨害罪と名誉毀損(きそん)罪で神奈川県警に刑事告訴した件について、今月25日に各雑誌の責任者が書類送検されたと28日、三代の関係者が報道陣に報告した。
三代は22年11月発売の「女性自身」「週刊女性」「週刊新潮」で「病院で(三代が)ドリフターズの加藤茶に大声で怒鳴られた」と書かれた記事が虚偽であるとし、昨年2月27日に司法記者クラブで記者会見を行い「3社が結託し悪質な捏造(ねつぞう)記事を掲載した」と主張。民事訴訟を起こすとともに神奈川県警本部に刑事告訴していた。
書類送検された被告訴人は3社の編集・発行人ほか。三代は3社を民事でも名誉毀損(きそん)で訴えており、これまで新潮社9回、光文社10回、主婦と生活社12回の、合計31回の裁判(期日前整理手続き含む)が行われている。8月29日に東京地裁で行われる主婦と生活社の公判では、三代が口頭弁論のため初出廷する予定という。