
20年にレコード大賞新人賞を受賞した演歌歌手の望月琉叶(29)が24日、東京・歌舞伎町劇場でデビュー5周年の記念コンサートを開催した。前日23日には、小室哲哉氏作詞作曲の「わがまま」をリリース。この日は150人のファンが見守る中、1曲目はデビュー曲「失恋慕情」からスタート。ゲストに小室氏プロデュースのアイドルグループ「OVAL SISTEM」で活動する住田愛子(17)、同じく小室氏に楽曲提供を受けている「Aicong」を迎え、ゲストとのデュエットを含め13曲を熱唱した。
本番前には、報道陣に取材対応。CDジャケットと同じ着物で、新曲の「わがまま」と同シングルに収録されたTM NETWORKの「Get Wild」の演歌バージョンを披露した。
望月は新曲「わがまま」について、「この曲は小哲哉さん作詩作曲となっております。そして編曲は宮崎真司さんというすごく豪華な1曲となっております。『わがまま』というタイトルのとおりですね。皆さん大好きなものや、大好きな人だからこそすごいわがままな気持ちになってしまう、そんな経験ってあるんじゃないかなと思います。そんな気持ちを綴った一曲となっております」と紹介した。
デビュー5周年に関しては「ここまでやってこられたのは、本当に応援してくださる皆さんのおかげですね。支えてくださったスタッフ、家族のおかげでここまで来れたなと思います。本当に皆さんの応援がなかったら、ここまで来れなかったので嬉しい気持ちでいっぱいです。印象に残っているのは、レコード大賞新人賞をいただけたことです」と振り返った。そして「まさかあの小室哲哉さんに作詞作曲していただけることになるとは夢にも思ってなかったので、すごいそこはびっくりしてます。すごい嬉しいです。始めて聴いた時は転調がすごい入っていたので、小室さんの演歌だなと思いました。小室さんには語るようにかわいらしく歌ってほしいと言われました。演歌ならではの古風な要素はあまりない、現代の方にも聞きやすい演歌だと思います」と語った。
今後については「演歌歌手として世界に演歌を広められるように、若い方にも演歌を好きになってもらえるように、広めていけたらと思います」と意気込みを語った。