
フリーアナウンサー笠井信輔(62)が24日、インスタグラムを更新。「“友達”が人間国宝国に!!」と報告した。
笠井は「映画『国宝』が大変な評判になってます 確かに傑作素晴らしかったです 今年の映画賞、総なめではないかなとの声も」と、興行収入(興収)68億円と大ヒット中の、吉沢亮(31)の主演映画「国宝」についてつづった。
その上で、テレビ埼玉(テレ玉)のニュースを引用する形で「しかし! あれは、フィクションの世界 ノンフィクションの世界で、驚きのニュースが舞い込んできました 尺八演奏家の善養寺惠介くん(61歳)が“人間国宝”に認定されたのです」と、尺八演奏家の善養寺惠介氏(61)が人間国宝に認定されることに触れた。
善養寺氏は、経典曲として尺八だけで演奏されていた「尺八古典本曲」に取り組む数少ない演奏家。父昭三さんに、6歳から虚無僧尺八の指導を受け、人間国宝、山口五郎師に師事し、88年に東京芸大音楽学部邦楽科尺八専攻を卒業し、90年には同大学院音楽研究科修士課程修了。埼玉県所沢市在住で、同県内在住の人間国宝は08年以来17年ぶり3人目の認定となる。
笠井は「人間国宝の平均年齢は75歳と言われています その中で61歳で認定されるなんてすごいこと、私と同学年…」とたたえた。そして「に、しても なぜ『くん』とよぶ? 実は、善養寺くんは“友達”なのです都立狛江高校7期の同級生! こんなに嬉しい事はありません」と、善養寺氏と都立狛江高で同期だと明かした。「映画に主演するとかオリンピックに出場するとか音楽コンクールで優勝するとか確かに素晴らしいこと 人にはできないこと でも、国から人間国宝に国の宝として指定されるってこれほんとにまず無理ですよね そんなすごい人と私“友達”なんです」と熱くつづった。
その上で「と、ここまで読んで友達、が“友達”となっていることに気づきましたでしょうか?」と投げかけた。「これを読んでる狛江高校の同級生は『笠井は善養寺と仲良かったっけ?』と、首をかしげているかもしれません それを言われるとね…実は、私は3組で、彼は9組 狛江高校の3年間、善養寺くんと同じクラスになった事はなく、クラブ活動も委員会活動も別だったので、話した事はありますが『友達です』と堂々と言えるかというと…それで“”をつけました」と、善養寺氏とは縁が薄かったと説明した。
笠井は「マスコミでは“○○”と表記するときに【いわゆる〇〇】と意味する場合があるんです と、いうことで、同じ高校の同級生ですから、広い意味で、『私と善養寺くんは友達!』と言いたかったんです お許しください」と、善養寺氏とは広義に解釈し“友達”としたとつづった。
笠井は「皆さんも感じることありません? 『知り合い』『友達』『親友』どこにその境目をおけばいいのか こっちが『親友」 と思っていても向こうが思ってなかったら恥ずかしいな、とかね」と、友達と定義付けることの難しさについて、投げかけた。その上で「まぁ今回はあまりにも素晴らしいニュースだったので善養寺くんに『友達と言わせてください』と伝えたかったんです」と続けた。その上で「彼は尺八の古典曲に取り組んでいる数少ない演奏家で6歳から尺八を始め、東京芸術大に進み、琴古流の人間国宝、山口五郎さんにも指導を受け2020年に紫綬褒章を受章ていました そこからの重要無形文化財保持者“人間国宝”への認定 ご存命中の人間国宝の中で現在最年少! 本当に素晴らしい おめでとうございます! 善養寺くんは都立狛江高校の誇りです」と善養寺氏をたたえた。