
5人組ダンスボーカルグループのM!LKが20日、兵庫・神戸ワールド記念ホールで全国ツアー「M!LK CONCERT TOUR 2025 “M!X”」ファイナル公演を開催した。
3月にリリースしたメジャー2枚目のアルバム「M!X」を引っさげ、全国6都市12公演を開催。グループ過去最多の5万5000人を動員した。
初めて取り入れたという円形のリフターから登場。み!るきーず(ファンの総称)の大歓声の中「give up」で幕を開けると、「エビバディグッジョブ!」で会場を一気に熱狂させた。
その後、「Break it down」では5人全員でバク転を披露するなど、ド派手な演出とパフォーマンスでみ!るきーずを魅了した。佐野勇斗(27)はトロッコでみ!るきーずの側に近づくと、「み!るきーずが大好きだ!」と絶叫。ファンも歓声で応え、互いの愛を伝え合った。
本編最後はSNS総再生回数20億回超えの大ヒット曲「イイじゃん」で締めくくった。リーダー吉田仁人(25)は「このツアーが始まった時と今のM!LKの状況が変わって、“イイじゃんのグループ”と言われているのがうれしい。これからも変わらない僕たちでいますので応援のほどよろしくおねがいします」と呼びかけた。
アンコールでは新たな“予想裏切りソング”の「wan」を披露するなど、最後までにぎやかなステージを届け、ツアーの幕を下ろした。山中柔太朗(23)は「NHK紅白歌合戦出場!」と下半期の目標を掲げ、佐野は「応援してくれるファンの皆さんへ良い報告をしたい。そのためにさらに頑張ります」と意気込んだ。
終演後はグループ史上最大規模となる東名阪アリーナツアー「M!LK ARENA TOUR 2025-2026『SMILE POP!』」の開催を発表した。