
俳優の市村正親(76)が18日放送のTBS系「A-Studio+」(金曜午後11時)に出演。ミュージカルでダブルキャストや、共演をした俳優の武田真治(52)について語った。
MCのKis-My-Ft2藤ケ谷太輔(38)が、市村を師匠と仰ぐ武田に事前に取材を行った。
藤ケ谷が「ダブルキャストでやられることもあるじゃないですか?」と聞くと、市村は「僕は悔しいよ。だって出番が半分になっちゃうんだから」と明かした。そして「僕がダブルキャストになった時、そんなに喜んでなかったですよね…ちょっと言ってましたよ」と、武田が話していたことを伝えた。
21年のミュージカル「オリバー」のフェイギン役を武田とダブルキャストで行った市村。市村は「いや、俺は絶対1人でできる」と言ったが、コロナの時期でダブルキャストに。武田は2カ月かけていろんなオーディションをして、「やっとつかんだ師匠と同じダブルキャスト。で、喜んで電話したら師匠はそんなに喜んでなかったと」と武田の言葉を伝えた。
そして武田のミュージカルの魅力を聞かれた市村は「割とこの人はね、取っ付きが遅いんですよ。エンジンがかかるのが遅いんですよ。だけど何回も…『スウィーニー・トッド』の役なんか特にそうなんだけども。何回もやってると、ホントにこの人そのものが、その役になっているみたいなね。今もこの衣装を着させると、もう天下一品ですよね」と、共演したミュージカル「スウィーニー・トッド」を振り返り、語った。