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異常な暑さでもやは子ども外遊びは無理?「私が子どものころは…」3児の母横澤夏子の嘆き


「“外で遊べない夏”親たちの声に関する調査発表会」にゲスト出演した横澤夏子(撮影・川田和博)

お笑いタレント横澤夏子(34)が15日、都内で、「“外で遊べない夏”親たちの声に関する調査発表会」にゲスト出演した。

気候変動による健康影響に関する啓発活動を行う「医師たちの気候変動啓発プロジェクト」が実施した、昨年夏、子どもの外遊びに関する実態をおよび温暖化が子どもの外遊びに与える意識調査の結果を発表した。

「朝9時を過ぎると、もう公園には行けない」と嘆いた横澤。「滑り台が暑すぎて触れない」と話すと、「手の甲で触ってやけどするくらい熱い」とその危険性を訴えた。最近では「プラネタリウムを探している」とし、「公園は深夜じゃないと行けない」とぼやいた。

同会には東京科学大学未来社会創成研究院の藤原武男教授、東京大学未来ビジョン研究センターの江守正多教授も出席。横澤の「どう過ごすべきか」に、藤原教授は「日中は熱すぎて無理」とさじを投げた。「子どもは症状が出たらもう熱中症です」と続けた。

また、「子どものプール遊びが暑すぎてできないということがあった。暑いからプールに入るのに」という横澤は、「私が子どものころはここまで暑くなかった」と振り返った。江守教授は「温暖化がなければ異常な暑さはなかったと証明されています」と冷静に話した。

新潟出身の横澤。幼少期に「糸魚川でヒスイを探していた」と明かし、「見つけたヒスイが1000円と言われてうれしかった」。だが、今は「そんな楽しい遊びも暑くて石の上を歩けなくて。危険な暑さだなと思う」と語った。

江守教授は「温暖化ストップはすぐにできない。横澤さんのお子さんが大きくなる頃にどうなるかという長期的なこと」とし、「温暖化ストップについては、ぜひいろんなところで話をして、ハードルを下げていって欲しい」と訴えた。

横澤は江守教授の言葉を受け、「公園で遊べないのが残念なニュースだったけど、外で遊べないのということがもっと重要なニュースだと実感した」と感想を述べた。その上で「自分ができることをやって、周りにも発信していきたい」と語った。

同調査の結果、

1.親の7割が外遊びを望むも、実際はTV・動画視聴が最多。理想と現実の乖離(かいり)

2.暑さが奪う子どもの外遊び。個人の対策では限界を感じる声も

3.親の7割超が「昨夏の暑さは異常」と回答。子どもの健康リスクに不安を募らせる

4.次世代に残すべきではない温暖化問題。解決へ国・政府に期待

5.父親よりも母親のほうが、暑さによる影響の危機感が強い傾向

が報告された。

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