
韓国の5人組アイドルグループ「SS501」の元メンバー、キム・ヒョンジュン(マンネ=37)が8月2日、東京・新宿ReNYで、デビュー20周年記念ライブを開催する。このほど、日刊スポーツの取材にコメントを寄せた。
「SS501」は05年にデビュー。当時、ビジュアル、実力ともに高い完成度を誇り、絶大な人気を集めた。その中で最年少メンバー(マンネ)として注目を集めたのがキム・ヒョンジュンだ。柔らかなルックスと透明感あふれる歌声でファンの心をつかみ、今なお根強い支持を集めている。
日本を「僕がいつも生きていることを感じさせてくれる故郷のようなものです」とし、「心臓のような感じです」と位置付けた。
日本で20周年記念ライブを行うことの意味を「今までの20年、そしてこれからの20年をともに作っていくファンの皆さんとの約束を守る、とても意味のある場です」と宣言した。
「SS501」時代、日本では日本武道館、そしてさいたまスーパーアリーナでの公演も実施。この2つを「最も印象深かったです」と振り返った。「ともに努力して成し遂げたことなので、会場に入ったときの喜びを忘れることができません」と続けた。
グループは10年6月、活動を休止。それ以降は、ソロアーティストとしてアジア諸国や世界各国で地道な活動を展開してきた。日本ではライブハウスツアーを中心に、音楽ファンとの信頼を築くほか、俳優業や舞台などマルチな表現にも挑戦してきた。
日本でのソロ活動で最も印象的だったことに「ソロアルバム『Sorry I'm Sorry』発売後、僕の初めてのソロZeppツアー」を挙げた。「全席完売だった」と振り返り、「全国を回ってツアーをした思い出があります」とした。
今回のライブは、20年間の全てが凝縮されたステージとなる。見どころについて、「日本でのグループ活動時に歌った名曲たちと100%キム・ヒョンジュンの姿をもっと感じていただけるように、多くの変化を加えました」という。「そして、新しい僕の新曲発表も一緒に行います」とアピール。そして、「20年間の努力と過ごしてきた時間に対するお返しができることを願う気持ちを持って、心を込めて歌いたいです」と意気込んでいる。
ファンに対しては「長い時間待つことがある時や辛い時間があった時も、変わることなく僕を守ってくださり大切にしてくださった皆さんに、いつも喜びと幸せだけをお届けするアーティストになりたいです」と訴えた。
また、「皆さんが望むその姿のために僕はいつも努力し、止まらないつもりです」と続け、「いつも健康でいてください。そして、これからの僕たちの姿をともに描いていけることを心から願っています。キム・ヒョンジュンを見守ってください」と呼びかけた。