フォークロックバンド「たま」の元メンバーで、シンガー・ソングライターの石川浩司（64）が9日、テレビ東京系音楽特番「テレ東音楽祭2025～夏～」（火曜午後5時半）に出演。「ひと花咲かせたアーティスト超メドレー」でたまの代表曲「さよなら人類」の一部を熱唱した。
歌のほとんどはアンダーグラフの真戸原直人が熱唱。石川は定番の白のランニング姿でたいこをたたき、石川のパートである「ついた～っ！」を熱唱。その後も「ついた、ついた～ぞ！ やっほー～！」と絶好調だった。
X（旧ツイッター）では、石川の登場に対し「たまは石川浩司さんだけかよ！ 柳原さんは一緒にやらないから出ないとしても、知久さんや滝本さんにも断られたか」「ひと花咲かせたアーティストメドレーに元たま石川浩司さん！『ついたー！』が聴けてよかった。お元気そうだし」「バンドたまの石川さん 山下清さんを真似してると思った人は居たかも 笑」「石川さん、これだけか！！！ まぁ、たまをひと花と言ってる時点で、たかが知れてる番組だがな…」などと書き込まれていた。
たまは平成元年、1989年2月から放送が開始されたTBS系「三宅裕司のいかすバンド天国」（イカ天）で一気にブレイク。5週勝ち抜き、3代目グランドイカ天キングとしてプロデビュー。90年代前半のバンドブームをけん引した。たまは知久寿焼、石川浩司、柳原幼一郎、滝本晃司の4人で活動。柳原の脱退後、03年に解散した。
MC担当のTOKIO国分太一（50）は無期限で芸能活動中止のため降板。進行は同局の田中瞳アナウンサー（28）が務めた。同番組のサポーターとして「テレ東音楽祭応援団」が結成され、郷ひろみ、なにわ男子、乃木坂46、氷川きよし、ME:I、ゆずが名を連ねた。ゲストとしてお笑いコンビのニューヨークの嶋佐和也、屋敷裕政が登場。
