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竹野内豊「気づいたら艦長に」主演映画「雪風」舞台あいさつで共演陣から相次いで包容力絶賛


映画「雪風 YUKIKAZE」完成報告に出席した竹野内豊(撮影・村上幸将)

竹野内豊(54)が9日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた主演映画「雪風 YUKIKAZE」(山田敏久監督、8月15日公開)完成披露上映会に出席し、勘違いして笑いが止まらなくなった。一方で、玉木宏(45)田中麗奈(45)藤本隆宏(54)三浦誠己(49)中林大樹(40)ら共演陣からは、気遣い、包容力をたたえられ、相次いで感謝された。

竹野内は、自身から見てステージ下左側にいた司会のフリーアナウンサー上柳昌彦(67)から「まず、竹野内さん」と最初に質問された際、映画館の中で声が反響し、勘違いして右を見てしまった。同アナから「わりと、さっきからここに立っています」と笑い混じりで突っ込まれると「失礼しました。こっちから声が跳ね返ってきたんで…失礼しました」と照れ笑いを浮かべると、共演陣も笑った。初共演の玉木宏(45)が「こちらから『しゃべったかな?』と言う、おちゃめなところのある先輩」とフォローを入れると、場内は柔らかな笑いに包まれた。

「雪風 YUKIKAZE」は、米国をはじめ、戦勝国からも“世界一の幸運艦”などとたたえられた伝説の“不沈艦”を、史実に基づきフィクションとして描いた作品。機動性の高い駆逐艦の中でも、雪風は敵の攻撃で海に投げ出された兵士を救い続け、主力だった甲型駆逐艦38隻のうち、激戦を生き抜き、沈むことなく終戦を迎えたのは、雪風ただ1隻だった。艦長・寺澤一利を竹野内、部下の先任伍長・早瀬幸平を玉木、若き水雷員・井上壮太を奥平大兼(21)が演じた。

竹野内が演じた寺澤の妻志津を演じた田中は「初めて共演させていただいて、竹野内さんとのご一緒のシーンしかなく、緊張して現場に入ったんですけど、竹野内さんから出ている優しいオーラが、すごくリラックスさせてくださった」と竹野内に感謝。「久しぶりに帰ってきた夫に、いろいろな思いはあったと思うけれど、帰ってきた時は穏やかで普段の日常と変わらず過ごして欲しいという思いで演じたので、竹野内さんの現場でのい方に救われ、素晴らしいシーンになったと思う」と語った。

砲術長・有馬岩男役を藤本も「私は声が大きくなくて、最後の方は枯れてしまった。どうなったかな? と思ったら、数日後に竹野内さんから連絡をいただき『良かったよ』と…救われた」と感謝。航海長・中川義人役を三浦誠己(49)も「何より、竹野内さんが本当に優しくて、僕の過去の映画も『見たよ』とお声がけいただき。すごく安心し、緊張と安心の変えるタイミングもやりやすく、助けていただきました」と竹野内に恩義を感じていると語った。主計長・佐藤捨造役の中林大樹(40)も「皆さん、おっしゃるように、すごいんですよ。竹野内さんと対峙(たいじ)すると、包容力というか、優しさの中にある強さ。すごく救われた。役ともに、胸をお借りして、良いシーンになった」と感謝した。

竹野内は「自国を守るために最前線に出て行く駆逐艦の艦長たる責任の重さは、役作りをする上で、どんなに考えても考えても、最後まで答えを見いだせず、そのまま撮影に突入していった感じ」と率直な思いを吐露。その上で「撮影が始まってみると、最高のキャストの皆さんと演じていく中で、一致団結した姿に支えられて、気づいたら艦長にさせていただいた気持ち」と、逆に共演陣に感謝した。

完成披露上映会には、水雷長・佐々木伊織役を山内圭哉(53)機関長・藤井道郎役を川口貴弘(48)大和艦長・有賀幸作を田中美央(51)も登壇した。

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