
テレビ朝日が8日、東京・六本木の同局で定例会見を行った。
6月28日の戦後80年に関するニュースで、広島出身のバレリーナ森下洋子さんを取り上げる中、広島の原爆投下の映像が長崎の原爆投下の映像だったことについて説明があった。同29日のニュースで訂正と謝罪をしたが、この日の会見であらためて謝罪した。映像の間違いについては、社内の関係者から指摘があったという。
内藤正彦取締役は「担当者の映像の確認作業が不十分だった。戦後80年、各番組で数々の企画を出している中で、非常に遺憾です。こういうことは2度と起こらないように、再発防止を徹底してまいります。アーカイブを研修などを通して現場でしっかり管理してもらうことと、デスクチェックをもう少し細かく行っていくことを徹底したい」とした。
西新社長は「素材を間違えることはあってはならない。どんなチェック体制をとっていくのか、今後も社内で徹底していきたい」と話した。