歌手の木村カエラ（40）が、6日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」（日曜午後10時）に出演。音楽制作と育児の両立することへの葛藤を明かした。
木村は「これはぜいたくな悩みだと思うんですよ。子育てできている時点でものすごく幸せなことなので。でもやっぱり自分のことは置いておいて、私が育てないと子どもの命なので、必死に育てるじゃないですか。自分よりも大切なものができるって言いますけど本当にその通りで。そうするとやっぱりいろんな映画を見たり、音楽を聴いたり、いろんな芸術を見てインプットしてきたものが全部なくなっていく。その作業する時間がなくなってしまう。スランプに陥ってしまって、歌詞が書けないってなって」と告白した。
木村は歌手活動の引退も考えたといい、「スランプだった自分が辛すぎて、もうこんな状態で作品を見いだして待ってくれている人に見せること自体、自分の中で納得がいってないのに、本当に申し訳ない。だからこれはやめた方がいいんじゃないかくらいまでいったんです。失礼だと。歌に対しても応援してくれる人に対しても。それから抜け出すのに時間がかかりました。子どもを育てた4、5年分かかりました」と明かした。
