
明治天皇の玄孫(やしゃご)で作家の竹田恒泰氏(49)が6日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)に出演。番組では参院選にちなみ、各パネリストが「そこまで言う党」から立候補した設定で、政見放送ならぬ「正拳放送」で独自の政策を訴えた。
経済成長の政策についても討論した。経済が停滞する日本の現状について竹田氏は「日本は大手(企業)を守るための規制で、ベンチャーはほとんどさせないような国なんですね。ベンチャーの芽をつんで、利益率の大手がのさばっている」と不満をぶちまけた。
時代の流れでつぶれる大手企業があってもいいと主張した上で「森といっしょで新陳代謝ですからね。ほんと、日本はベンチャーをよってたかって踏みつぶすような国です」と言葉を強めた。
元衆院議員の宮崎謙介氏は「ルールは大企業側にメークされている。政治と大手がくっついているから。政治だけでなくて官僚も」と指摘し、「毎回ルール変更があるけど、この芽が出てきそうだなという企業をつぶすようなルールをこっそり入れている」と主張した。