
元衆議院議員の宮崎謙介氏(44)が6日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)に出演。番組では参院選にちなみ、各パネリストが「そこまで言う党」から立候補した設定で、政見放送ならぬ「正拳放送」で独自の政策を訴えた。
ウクライナの専門家がロシアとウクライナの問題について訴える内容もあり、討論した。日本の外交・安全保障問題についてジャーナリストの須田慎一郎氏は、選挙戦では「日本の政界では地元に対する利益誘導を熱心にやっていて、なかなか外交・安全保障を訴える人はいない」などと指摘した。
11年に自民党から立候補し初当選し、辞職するまで5年弱にわたって政治の世界に身を置いた宮崎氏は外交・安全保障について「地元を回っていて、外交や安全保障の話をすると、そんな票にならんことをやるなとよく言われた」とNG政策があったこを明かし、「経済政策、子育てのほうが票は集まると嫌というほど言われた」と振り返った。