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【フジ問題検証番組】部長の佐々木恭子アナ、相談窓口一本化に「もう無理ですと言っていれば…」


フジテレビ

フジテレビは6日、元タレント中居正広氏(52)をめぐる女性問題に端を発した「フジテレビ問題」をめぐる検証特番「検証 フジテレビ問題 ~反省と再生・改革~」(日曜午前10時)を放送した。

フジテレビの反省として「アナウンス室の初期対応」を挙げた。23年6月2日に事案が発生、同6日にアナウンス室長が把握。男性の元アナウンス室長は顔を隠した状態で登場し、当時アナウンサーのAさんにヒアリングした当時を振り返った。「もう明らかに様子が違っていて。これは絶対に何かがあったなと思って。私から彼女に声をかけて『どうした?』と聞いたところ、私の顔を見るなりワーっと泣き出して。これはただごとじゃないなと」と語った。

元アナウンス室長がヒアリングした翌日、佐々木恭子部長がAさんと面会。2人はAさんの「誰にも知られたくない」という意向を確認した上で、情報共有を社内の健康相談室の医師2人に限定した。

佐々木アナは「今思えば、本当に初動から専門家が関わってないと、絶対に自分たちでできることじゃなかったと思います」と反省。「そういう状況に陥った人が業務に復帰するには、どんな環境があれば戻れるのか。私たちにとっての思いの至らなさっていうのがあったんだと思います」と語った。

Aさんの体調の悪化に伴い入院。本人に負担をかけないよう連絡窓口を一本化。佐々木アナが担うようになった。元アナウンス室長は「私だったり佐々木部長だったり、窓口がいろいろとあると、それもまた受ける側としては、精神的にもよろしくないと思ったので、同性の女性の部長が基本的に向き合うことが妥当だと思いました」と経緯を説明した。

フジ第三者委員会は、佐々木アナに窓口を一本化したことについて「課された役割は一管理職の職責を超えるものであり、会社の対応は不適切であった」と指摘されている。元アナウンス室長は佐々木アナへのサポート不足などを理由にけん責処分を受けた。

佐々木アナは「1人で窓口を務めるのはもう無理ですってことを言っていれば、違ったサポートが組まれていたのかなと。振り返ったりすると思ったりする」と語った。部長の佐々木アナは医師や上長の指示に従い対応したとの判断により、処分対象にはならなかった。

23年6月に起きた中居氏よる女性社員Aさんへの人権侵害事案を検証。同局は女性社員から被害申告を受けながら当事者へのヒアリングを含む事実確認や番組継続、打ち切りの判断について適切な対応ができず、状況を悪化させた。

番組によると「当該事案の『対応』について弊社がどこで判断を誤ったのか、またその一因にもなった組織風土はどのようなものだったのかについて、さまざまな証言をもとに検証しております。また、再生・改革の取り組みの進捗(しんちょく)についても現場の取材を通してお伝えします」としている。

出演者は同社の清水賢治社長、宮司愛海アナ、木村拓也アナ。ゲストはノンフィクションライター石戸諭氏、オウルズコンサルティンググループ執行役員の矢守亜夕美氏。スタッフはフジテレビ問題検証チーム、制作著作はフジテレビ。

同時間帯に放送予定だった「かのサンド」(同10時)「ミラモンGOLD」(同11時15分)は休止となり、翌週放送予定。

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