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樋口真嗣監督「新幹線大爆破」公開50年イベントで告白「初日絶対見たくて小4で学校サボった」


「さよなら丸の内TOEI」の一環で行われた映画「新幹線大爆破」公開50周年記念日特別上映イベントに登壇した樋口真嗣監督(左)と笠井信輔(撮影・村上幸将)

東京・丸の内TOEIで5日、閉館プロジェクト「さよなら丸の内TOEI」の一環として、高倉健さん主演の1975年(昭50)の映画「新幹線大爆破」公開50周年記念日特別上映イベントが行われた。まさにこの日が、50年前に同劇場で封切られた当日で、高倉さんの12年の遺作「あなたへ」で共演を果たした草なぎ剛(50)が主演し、再構築してリブートしたNetflix版の樋口真嗣監督(59)と出演したフリーアナウンサー笠井信輔(62)がトークを展開した。

樋口監督は「(上映が)始まる前に、拍手した観客がいた。俺もしておけば良かったと…。スレた観客になった」と、自嘲気味に笑った。そして「50年前の今日が初日。絶対、見たいと思った。小学校4年で、1人では行けない。明らかにタイトルからも毒がある。悪いことが起こると…誰よりも早く、爆破が見たいと、土曜だから良いかなと学校をサボった」と50年前に、小学校をサボって初日に鑑賞したと振り返った。そして、主演の高倉さんが犯人の沖田を演じたことを踏まえ「高倉健さんが悪いことをしている。悪いことはしている…俺も。人の道を外した…お前も、こうなると。後ろめたい…悪いことしたな、と」と、学校をサボった身で映画を見て、小学4年生ながら、身につまされたていたと振り返った。

丸の内TOEIは、1960年(昭35)9月20日に、東映本社の東映会館の落成とともに丸の内東映と洋画封切館・丸の内東映パラスとして開館。04年10月には現行の丸の内TOEIに名称統一し2スクリーンを構える。そして24年5月15日、東映会館の老朽化を理由に、今夏をめどに再開発することを発表。今年1月16日に同所で開催した東映ラインナップ発表会で、正式な閉館日(最終営業日)を7月27日とし、最後の直営館として約65年の歴史に幕を下ろすことを発表した。そして9日から「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクト上映がスタート。閉館日の7月27日までの80日間にわたって、数々の傑作特集上映に加え、劇場を活用した各種イベントも実施する。

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