尾上松也「ずっと続くシリーズに」 新作歌舞伎「刀剣乱舞」第２弾開幕前に早くも展望語る

歌舞伎「刀剣乱舞」舞台稽古を終え、記念写真に納まる、左から河合雪之丞、尾上左近、中村鷹之資、中村獅童、尾上松也、中村歌昇、中村莟玉、上村吉太朗（撮影・菅敏）

尾上松也（40）中村獅童（52）らが4日、東京・新橋演舞場で、5日に初日を迎える歌舞伎「刀剣乱舞　東鑑雪魔縁」の公開舞台稽古を行った。

人気ゲームを新作歌舞伎にした第2弾。23年の第1弾に続き、演出も行う松也は「ここまでこぎつけるのが大変だった。どうやってこの『刀剣乱舞』をいいものにするかが楽しいものであり、大変だった。今まで演出席にいたので（舞台に）立ってなかった。皆さんに交じって、いよいよ自分が立ってから忙しく大変だった。自分がこれをやると想像していなかったので、驚いてます。でも頑張ります。やりがいがあるなと思ってます」と話した。

獅童は「前回、子供たちが『刀剣乱舞』を見てすっかり松也ファンになった」とし、松也が子供たちへ誕生日プレゼントなどを贈ってくれたことも語った。獅童は「優しいから。男性にも女性にも。モテますよ」と、松也を見やっていた。今後の展開について、松也は「第3弾、第4弾、第5弾、ずっと続いていけるシリーズにしていけたら幸いです」と話した。

ほか、中村歌昇、中村鷹之資、中村莟玉、尾上左近、上村吉太朗、河合雪之丞が出演。27日まで。福岡・博多座、京都・南座公演も。