
山田邦子(65)が4日、東京・博品館劇場で、舞台「Room NO.925 第1回公演『ジャニス』」(8月20日から同所)取材会に登壇し、年齢による体の変化を実感していると明かした。
山田は同舞台のために、ダイエットや運動に励んだという。芸歴45年で、今年6月に65歳の誕生日を迎えた。「もうガタガタなのよ。64歳までは何の変わりもなかったのに、急によぼよぼなの。母もこれを歩んできたんだなあとか、おばあちゃんもこうなったんだな」としみじみ。「去年までだったら全て見せてあげられたのに…」と意味深な発言で笑いを誘い、山像かおり(62)に「何を見せるの」とツッコまれた。
「Room NO.925(ルームナンバークニコ)」は、00年から03年に上演された「夢シリーズ」の座長を務めた山田と演劇プロデューサー難波利幸氏が22年ぶりにタッグを組み、面白い芝居を作ろうと立ち上げた企画。山田と難波氏の娘の共演が再タッグのきっかけだったという。
山田は「今年の私の一番のお仕事と思います。集中して8月、皆さんをお迎えしたいと思います。大好きな博品館劇場でできる、これは本当に幸せです」と笑顔。「夢シリーズ」でも共演した水谷あつし(59)は「またこうやって舞台に上がって一緒にお芝居ができるのは幸せ」と喜んだ。
同公演では、90年代に活躍し解散したガールズバンド「ガーネット」の元メンバーらが繰り広げる人間模様を描く。山田は「ガーネット」のメンバーで解散後行方知れずだったジャニス役を務める。
台本はまだ完成しておらず「どっかにふーっと姿を消すっていうストーリーを聞きましたんで。(自身が)メキシコ行ってきました。そしてサンフランシスコ、昨日ハワイから帰ってきた」と役作りのために海外に行ったことを明かした。「船旅を経験してみたんですけど、何の参考にもなりませんね。ただ遊んじゃっただけ」と笑いを誘った。
また、橋本祥平(31)は山田のYouTubeチャンネルへの出演を熱望。「もし今回お近づきになれたら、どこかで…」と話し、山田は「お願いしますよ」と快諾。一方で「本当に孫ぐらい(年齢が)離れてるから。怖いから親の年齢聞かないようにします」と苦笑いした。