米俳優ブラッド・ピット（61）が2日、自身を夢中にさせたスターは女優ジーナ・デイヴィス（69）とスーザン・サランドン（78）の2人だけだと明かした。ピットは、歌手テイラー・スウィフトの恋人でNFL選手のトラビス・ケルシーと兄ジェイソン・ケルシーの兄弟ポッドキャスト「ニューハイツ」に出演し、過去に夢中になったスターを実名告白した。
ピットはまだ駆け出しだった1991年に公開されたヒット映画「テルマ＆ルイーズ」で2人と共演しており、この作品がブレークするきっかけになったとされている。番組でピットは共演した大物女優2人の名前をあげ、撮影現場で初めて出会った時を振り返った。オーラに圧倒されて自分をスターに夢中にさせたと明かしたピットだったが、「2人への畏敬の念は、すぐに克服したよ」と話して笑いを誘った。
同作でデイヴィスとラブシーンを演じたピットは、セックスシーンの撮影について「あのラブシーンは、確か2日間で撮影したと思う。彼女は私を優しく見守ってくれた」と2023年にWマガジンのインタビューで話し、「優しくて親切で繊細な人」と称賛していた。
同作は主演女優賞や監督賞などアカデミー賞6部門にノミネートされ、脚本賞を受賞している。
ピットは90年代にオスカー女優グウィネス・パルトロウと婚約し、破局後にテレビドラマ「フレンズ」で人気を博した女優ジェニファー・アニストンと結婚。さらに離婚後は、女優アンジェリーナ・ジョリーと結婚して3人の養子を含む6人の子どもを授かるも泥沼の離婚劇を繰り広げたことで知られる。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）
