
落語家の立川談四楼(74)が2日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の森山裕幹事長の消費税をめぐる発言について私見を述べた。
森山氏は先月29日に奈良県五條市で講演した際、参院選(3日公示、20日投開票)で多くの野党が消費税減税を公約に掲げていることを念頭に「何としても消費税を守り抜く。代替財源を示さずに、消費税を下げる議論だけをするのはポピュリズムの政治だ」などと語っていた。
談四楼は「『何としても消費税を守り抜く』って、森山幹事長は凄いことを言う。減税のゲの字もなく、本音は『既得権益を守り抜く』だろう」と書き出した。
続けて「終戦の年に生まれたあなたに言うのは気がひけるが、森山幹事長、あんたの本来の仕事は『何としても国民の生活を守り抜く』なんだよ。え、考えたこともない?ダメだこりゃ」と続けた。
自民党は消費税減税ではなく、国民一律2万円の給付と、子どもと住民税非課税世帯の大人に2万円を追加する現金給付を公約に盛り込んでいる。1人2万円の根拠について、森山氏は講演で「食料費にかかる1年間の消費税負担額」と説明したとも報じられている。