
日本テレビ系特番「24時間テレビ48-は地球を救う-」(8月30日午後6時30分~31日午後8時54分)の制作発表会見が1日、都内の同局で行われ、King&Princeと歌手の氷川きよし(47)がチャリティーパートナーを務めることが新たに発表された。総合司会の上田晋也(55)や同局水卜麻美アナウンサー(38)女優の浜辺美波(24)ら、10人が夏の大型特番を彩る。
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グループでメインパーソナリティーを務めた21年以来、4年ぶりにKing&Princeがカムバック。氷川らのほか、俳優の志尊淳(30)やす子(26)らとチャリティーパートナーとして力を結集させる。宮崎慶洋総合プロデューサーは起用背景について「問題や痛みを自分事のように考えてくれるんじゃないかな?っていうイメージの7人にご相談させて頂きました」と説明。髙橋海人(26)は「グループで久しぶりに呼んで頂けたことに感謝しています」と喜んだ。
チャリティーの輪を広げるべく、若者ならではの視点で企画や取材に臨む。髙橋は、多様な個性を持ったダンサーと「踊る世界一周」をテーマに、国境・人種・障がいなどさまざまな「ボーダーとされているもの」をこえたダンスパフォーマンスを行う。昨年の同番組でも障害を抱えるダンサーたちとステージに立っており2年連続の出演。「見てくださる方が『楽しい』という感情で染まるような瞬間を作りたい」と手を取りい、心を通わせる。
永瀬は、「打ち上げ花火を見たことがない」「音を聞いたことがない」という子どもたちに寄り添い、強い光や振動などを取り入れたバリアフリーなオリジナル花火大会を作る。「目の不自由な方や耳に特性を持っていたりする方も楽しんでいただけるような企画にしたい」と思い描いた。
会見では今回のテーマ「あなたのことを教えて」にちなみ、共演者の知りたいことについてトークを展開。互いの距離感を測るようにして進んでいたが、やす子が、その空気を打ち破るように「キンプリの2人とラインを交換したいです!」とド直球回答。上田が「ストレートだね! ファンに怒られろ!」と毒づくも、やす子は「できますか?」とめげず。親交のための“ラブコール”も、永瀬は「あ、はい。全然」、髙橋も「あ、全然大丈夫です」と面食らっていた。【望月千草】