横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」（日曜午後8時）の追加キャスト11人が28日、発表された。「風の谷のナウシカ」のナウシカ役、アニメ「ルパン三世 カリオストロの城」でヒロインのクラリス役を演じた声優でナレーターの島本須美（70）の出演も決まった。
「べらぼう」は、江戸時代中期、貸本屋から書籍の編集・出版業を立ち上げた蔦屋重三郎（横浜）を描く。「－カリオストロの城」「－ナウシカ」や、「小公女セーラ」「めぞん一刻」などでも活躍してきた島本は、蔦重の店である日本橋・耕書堂のお手伝いさんを演じる。
同局によると、「耕書堂で炊事、掃除、洗濯などの日常的な家事全般を手伝っている」設定で、「多くの戯作（げさく）者や絵師たちが集まる店で、蔦重（横浜）や、てい（橋本愛）ら耕書堂の一員として、共に店を支えていく」役どころだという。
蔦重が、日本橋へ出店してからの登場になる。島本は、同局を通じ「ドラマ出演は、劇団青年座に所属していた頃以来ですので、いろいろな事が新鮮で、毎回楽しんでいます。声優としての私をご存じの方もいらっしゃるかと思います。『べらぼう』の出演者の中にも声のお仕事での共演者が多く、とても心強いです。なかなか会えませんが（笑い）。セリフが無い回も出演している事がありますので、どこに出てくるのかお楽しみに」とコメントした。
同じく声優の平田広明（61）も出演が決定。「鎌倉殿の13人」（22年）以来、2度目の大河出演で「お話を頂いた時の緊張は相変わらずでした」と吐露。台本を読み始めると再び緊張が走ったといい「衣装合わせに行き、撮影中のスタジオで皆さんが衣装を着こなし、かつらの似合っている姿を見てまたまた緊張しました。そして前回よりもセリフが多く、またまた…撮影の日まで、緊張との闘いの日々が続きます」とした。
ほかの新キャストは、井上祐貴、城桧吏、又吉直樹、藤間爽子、甲斐翔真、新浜レオン、奥野瑛太、嶋田久作、榎木孝明が出演することも発表されている。
