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元女子高生社長、ダウン症のいとこの存在明かす 投げかけられた心無い言葉に思い


27歳の実業家、椎木里佳さんが「こども家庭庁こども家庭審議会委員」に任命されたことをインスタグラムで報告しました。椎木さんは、いとこのダウン症の経験を通じて、社会の「線引き」に対する問題意識を強めています。審議会では誰もがそのままの個性を受け入れられる社会の実現を目指し、子どもや家庭に関する政策に貢献する意欲を語っています。彼女の親としての視点や過去の経験が、今後の審議会での提言に生きることを期待されています。

実業家の椎木里佳さんのインスタグラムから

高校時代から“女子高生社長”として知られた実業家の椎木里佳さん(27)が27日までにインスタグラムを更新。「こども家庭庁こども家庭審議会委員」に就任したことを報告するとともに、ダウン症のいとこについて言及した。

椎木さんは「このたび、内閣総理大臣より任命を受け、こども家庭庁こども家庭審議会委員を拝命いたしました」と報告。「出産前と後では、社会の見え方も、働き方の価値観も大きく変わりました。『子ども』『家族』『家庭』への関心がぐっと深まった中で、こうした機会をいただけたことに、今は強く背筋が伸びる思いです」と心境をつづった。

続けて「私にはダウン症を持つ従兄弟の俊太朗がいます」と明かし、いとことのツーショットを複数公開。「1歳違いで、幼い頃からよく一緒に遊び、当たり前のように“家族”として時間を過ごしてきました。そんな中で、初めて『人と違うんだ』と感じたのは、小学校低学年の頃。一緒に電車に乗っていたとき、向かいに座っていた中学生が、こちらに聞こえるような声で言いました。『あの子、可哀想』 たった一言。でもその言い方には、明確な線引きがありました。まるで、『あなたたち』と『私たち』は違うんだと、無言で突きつけられたような感覚。その一言は、幼い私にとって、とても強烈でした」と、いとこに対して心無い言葉を投げかけられた当時の思いを振り返った。

「だからこそ今、こうして『こども』や『家庭』に関わる政策の場に立てることに、深い意味を感じています。誰かを勝手に『可哀想』と決めつけたり、『普通』と比べて線を引くのではなく、その人らしさをそのまま受けとめられる社会であってほしい」と椎木さん。

「ひとりの親として、そしてかつて小さな違和感を抱えた子どもだったひとりとして、この審議会では、声になりづらい声をすくい取り、多様な家族のあり方や、子どもたちの『生きやすさ』を育てていけるような提言をしていきたいと思います」と意気込みをつづった。

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