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シュワルツェネッガーの発言が物議「移民は米国でお客さんとして振る舞う責任がある」


俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーは、米ABCのトーク番組で移民について「米国でお客として振る舞う責任がある」と述べ、物議を醸した。シュワルツェネッガーは、移民は違法行為を避け、地域社会に貢献すべきと主張。この発言に対し、司会者のウーピー・ゴールドバーグらが「多くの移民は正しいことをしようとしている」と反論し、トランプ政権の移民政策を批判した。シュワルツェネッガー自身もオーストリアからの移民であり、トランプ政権による不当な国外追放について以前から批判をしている。

アーノルド・シュワルツェネッガー(13年の来日時)

俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー(77)が17日、米ABCテレビのトーク番組「ザ・ビュー」にゲスト出演し、「移民は米国でお客さんとして振る舞う責任がある」と述べて物議を醸している。

移民政策に反対する抗議活動を鎮圧するためトランプ米大統領が州兵を派遣したことに関し、自身が州知事だったらどうするか問われたシュワルツェネッガーは、移民の責任として「合法的に行動し、お客さんとして振る舞うべきだ」と持論を展開した。

続けて「米国で違法行為をしている人たち、つまり外国人だが、賢くない。なぜなら、米国に来たらお客さんであり、お客さんとして振る舞わなければならいからだ。私が誰かの家に行く時、お客としてできる限りのことをする。清潔を保ち、ベッドを整える。犯罪を犯したり、暴力を振るったりするのではなく、正しいことをすべて行う」、「移民として米国に恩返しをし、無償で地域社会のために何かをする責任がある。放課後プログラムやスペシャルオリンピックなど、どんなことでも貢献し、この場所をよりよい場所にしましょう」などと話し、司会者たちの反感を買った。

ホストの1人である女優ウーピー・ゴールドバーグは、「ここに来る90%は、正しいことをしようとしている」と反論。「今起こっていることは、ビザを持っている人など国外追放されるべきではない人々が連れ去られていることです」とも話し、トランプ政権下で移民が直面している困難に言及した。また、共同司会者のサニー・ホスティン氏も「移民は米国生まれの市民よりも、この国で犯罪を犯す可能性が少ない」とのデータを示し、苦言を呈した。

自身もオーストリアからの移民であるシュワルツェネッガーは、先日出演した別のトーク番組では「生まれてこのかたずっとここで暮らしてきた人々を国外追放している」と話し、トランプ政権を非難していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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