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高橋里央、初主演映画「結婚の報告」がフィンランドで公開へ「作品を全世界に届けたい」


俳優高橋里央が初主演を務めたコメディー映画『結婚の報告』が東京池袋での上映を延長し、さらにフィンランドでの公開が決定した。この映画は親友の50歳の母親と結婚する青年敦也を描いたシチュエーションコメディーで、阪本武仁監督がメガホンを取り、中野劇団の短編を映画化したものである。当初は30分の予定が68分に拡大された。上映は当初2週間の予定だったが、人気のため延長。フィンランドでの公開も決まり、主演の高橋は映画の国際的な広がりに喜びを表した。高橋は母親の影響で早くからダンスを学び、08年から俳優として活動を始め、『シコふんじゃった!』などにも出演している。

コメディー映画「結婚の報告」で初主演の高橋里央

俳優高橋里央(31)が初主演したコメディー映画「結婚の報告」(阪本武仁監督)の舞台あいさつが11日、東京・池袋シネマ・ロサで行われた。

高橋と共演する岡本智礼(34)市原朋彦(40)今村美乃(38)と撮影監督の飯田佳之氏、阪本武仁監督が登壇して、上映延長とフィンランドでの公開を報告した。

本作はバーを舞台に、親友(岡本)の50歳の母親と結婚することになった真面目で奥手の青年、敦也(高橋)が言い出せないうちに、意外な人間関係や秘めた感情があらわになっていくシチュエーションコメディー。関西を拠点に活動する「中野劇団」の人気短編演目の映画化で、劇団主宰の中野守が脚本を務め、「レンタル×ファミリー」(23年)の阪本監督がメガホンを取った。

当初は30分の作品として制作したが、最終的には倍以上の長さの68分に。「カメラを止めるな!」や「侍タイムスリッパー」などを全国に発信してきた“インディーズ映画の聖地”シネマ・ロサでの上映も、当初の5月31日から2週間の限定公開から上映延長が決定。満席の会場では、司会者から延長決定が伝えられると大きな拍手が起きた。

高橋は「僕たちはチラシ配りを頑張り、お客さまのお出迎えをしているんですけども、口コミを見て来てくださる方も多く、本当に力をもらっています」と感謝。さらに「実はもう1つ報告が」と言うと、阪本監督から「フィンランドでの劇場公開が決まりました」と報告があった。高橋も「シネマ・ロサからフィンランドへってすごいですよね」と喜びの声を上げた。

阪本監督によると、前作「レンタル×ファミリー」が昨年10月からフィンランドの10劇場で公開されており、「結婚の報告」の英語字幕版を見た現地の映画会社が今冬以降の劇場公開を決めた。阪本監督は「近くフィンランドに渡航するので、後日、改めてご報告します」と話した。

高橋は初主演について「決まった時は喜びと驚きでいっぱいでした。撮影は2日間だったので、出演者のみんなと、その場で課題を共有しながら、協力し合って作りました。これまで自分なりに取り組んできた芝居の勉強やレッスンの成果を、すべて出し切れた。俳優人生の勝負どころだと思っています。僕自身は年上の人との結婚には問題を感じませんが、親友の母との結婚には少し考えてしまうかも(笑い)。この作品が全世界に届くようになったら、自分自身の結婚の報告をしたいですね」と笑っていた。

高橋は母親が宝塚歌劇団雪組の男役だった影響で幼少期からクラシックバレエとダンスを習得。08年に舞台「テニスの王子様」でキャリアをスタートさせ、最近ではドラマ「シコふんじゃった!」やNHKの連続テレビ小説「らんまん」出演で注目を集めている。

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