
女優の蒼井優(39)と南海キャンディーズの山崎静代(46)が12日、都内で、ゲスト声優を務めた映画「それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!」(27日公開)完成披露上映会に登壇した。
36作目となる映画「アンパンマン」の最新作。蒼井はアンパンマンに憧れてヒーローを夢見る男の子「チャポン」を、山崎は重い荷物を運んでいるところをアンパンマンに助けられる「まきばのモオさん」を演じた。
2人の共演は06年公開の映画「フラガール」以来、19年ぶりとなった。山崎は「声色がいろいろ変わるから、最初優ちゃんって分からなかった。大人のいらない物を全部そぎ落とさないとできない役」。蒼井も「しずちゃんは、しずちゃんでなければ成立しないところまで役を持っていくのがすごい」と褒め合った。
共通点はアンパンマンファミリーになったことだけではない。山崎は「山里ファミリー。相方が一緒っていう。ちょっと嫌なんですけど」と、蒼井の夫が自身の相方・山里亮太であることに触れた。
蒼井は「しずちゃんの役が公になるまで、しずちゃんが出ると(山里に)言ってなかったんですね。すっごい悔しがってました」。山里が、娘の大好きなアンパンマンに相方が出演することをうらやんでいたと明かした。山崎は「先やったったで。ごめんな~」とカメラに笑顔を向けた。
アンパンマン役の戸田恵子(67)は「今回も素晴らしい映画ができあがったと思っております。楽しみに見てください。感動していただけるんじゃないかな」とあいさつ。ばいきんまん役の中尾隆聖(74)、ばいきんまんが発明したロボ2号などを演じたパンサーの尾形貴弘(48)と菅良太郎(43)も出席した。