
井ノ原快彦(48)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 final season」(水曜午後9時)が11日、最終回を迎えた。放送後は「特捜9」がトレンド入りした。
(※以下、ネタバレがあります)
前作「警視庁捜査一課 9係」から数えれば通算20作目のファイナルシーズン。刑事役でおなじみの羽田美智子、吹越満、田口浩正、深川麻衣の他、他部署で支える向井康二、津田寛治、原沙知絵、家族役の中越典子、遠藤久美子、畑野ひろ子、さらに過去の特捜9メンバーだった山田裕貴や中村梅雀らも登場した。
ストーリーは、「特捜9」にテレビの密着取材で訪れたAD久野優樹(岡部ひろき)が、「特捜9」がかつて「9係」だったことを知ると、その過去を探る行動に出る。久野の母が20年前、「9係」のある刑事に助けられたことが理由だった。
久野の謎の行動が明かされつつ、ラストシーンに。井ノ原演じる刑事・浅輪直樹が部屋にひとり残ると、1つの段ボールに目が行く。そこから出てきたのは、17年に亡くなった俳優渡瀬恒彦さん演じる「9係」の係長、加納倫太郎の思い出の品の数々だった。浅輪は、倫太郎が好きだった、そばと調理道具、そして倫太郎がそばを作る場面や家族たちの写真を手に取る。。
そばの賞味期限は、渡瀬さんが亡くなったことで新シリーズ「特捜9」がスタートした初回放送日、2017年4月12日。エンドロールでは「渡瀬恒彦」の名もクレジットされた。
SNSでは「渡瀬恒彦さん登場させて下さってありがとうございました」「渡瀬恒彦さん出してくるのはほんまに泣かせにきとる」「このシーン考えた方に心から拍手をしたい」「渡瀬恒彦さんから引き続き、座長として9係メンバーをまとめて来たイノッチ、本当にお疲れ様でした」などのコメントが相次いだ。