
<ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2025 アワードセレモニー>◇11日◇LINE CUBE SHIBUYA
14年からアンバサダーを務めるLiLiCo(54)が、アニメーション部門の公式審査員を務めた夫の元純烈・小田井涼平(54)と壇上で並び立った。LiLiCoは、クロージングで「時代を勘案していると言うか。ここ数年は結構、哲学的な作品が多かった。今年は、何か夫婦愛みたいなものを描いている作品に感じたので、すごくうれしくて」と笑みを浮かべた。そして、後方にいた小田井に視線を送り「そんな時にね、そこの大きい人…私のだんななんですよ。そういう年に一緒に舞台に立てて、うれしい」と言い、笑った。
そして、グランプリの「ジョージ・ルーカス アワード」を受賞したフィンランド映画「破れたパンティーストッキング」(ファビアン・ムンスターヤーム監督)を引き合いに「グランプリ作品もね…大体ね、うちの感じ。外に行くと、もちろん笑顔なんだけど…検索してください。#仮面夫婦で。忘れ物もあれば、ケンカもあったり…結局は幸せと感じた」と笑った。SSFF代表の別所哲也(59)は「夫婦の葛藤ね…小田井さん、後でゆっくり男同士で」と声をかけた。
小田井は「ジョージ・ルーカス アワード」発表前の審査員の講評で「僕は初めて審査をやらせていただいて。アニメーションが大好きで、アニメーションで育ってきたと言っても、過言ではない」と、まず自身について語った。その上で「世界の皆さんの作ったアニメ作品を見て、やっぱり表現方法のバリエーションが、すごく幅広い。人物1つを取っても、作品によって人の顔、色、景色…何もかも違う。作品に点数を付けるのが、どれだけ難しいかを改めて思い知らされた。見た目の先入観を置いておいて、作品性を見た」と自身の選考基準を語った。
そして「日本のアニメをたくさん見てきた。世界の作品に込められたメッセージは、その国独特の文化、宗教も詰まっている」とも語った。その上で「うちの奥さんがスウェーデン。初めて結婚してから行って、白夜を経験しまして」とも語った。