
<ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2025 アワードセレモニー>◇11日◇LINE CUBE SHIBUYA
穂志もえか(29)が、グローバルスポットライトアワードのプレゼンターとして登壇した。
受賞したフランス・英国合作映画「マリオン」のジョー・ウェイランド監督を前に「おめでとうございます。すばらしい映画でした」と、堪能な英語で祝福した。そして「映画を作る経緯を、後で聞きたいと言いました」と言い、笑みを浮かべた。
その上で「短編映画の魅力に、改めて気付かされた。長編になれば家族の関係とか、描けたと思う。その分、どこを切り取るか、描くかが腕の見せどころだと思った」と「マリオン」を鑑賞した感想を口にした。さらに「こだわりのある1カット、1カットが魅力的で、余白もあり、想像できて…。短いけれど、こんなに豊かな映像表現だと知りました。ありがとう」と絶賛し、感謝した。
穂志は、世界のドラマ界を席巻した「SHOGUN 将軍」に出演。2月に米国で行われた第30回クリティックス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)で助演女優賞を受賞した。その立場から、国際映画祭と受賞する意義について質問が出た「私は映画表現は自由で、平等で、あらゆる制限から解放された、開かれたものであって欲しい。映画祭にも、そうあって欲しい」と語った。その上で、自身の受賞については「受賞の時には1つ、自信はくれたなと。過去のことで、0から準備しようという気持ちになりました。0から挑戦、準備の時に背中を支えてくれるのが受賞なのかなと思います」と語った。