
木村文乃とSixTONES田中樹がダブル主演したWOWOWのゾンビ時代劇「連続ドラマW I,KILL(アイキル)」(放送、配信中)が、Kゾンビの本場、韓国で開催される「第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭」に正式招待され、11日、同局が発表した。
作品は、「群凶」と呼ばれる謎の怪物がはびこる鎖国前夜の日本を舞台にしたサバイバルスリラー。松竹京都撮影所とタッグを組み、日本のみならず、世界に向けたオリジナルドラマの開発に挑戦した。
現在、世界のゾンビマーケットは「走るゾンビ」「高速ゾンビ」「集団ゾンビ」の迫力で一ジャンルを築く韓国の“Kゾンビ”が席巻する中、本作はクラシカルな「走らないゾンビ」で日本の独自色を出し、話題を呼んでいる。
チーフ・プロデューサー山田雅樹氏は「Kゾンビの本場、韓国の皆さまにご覧いただき、さらに、その先で、どんな化学反応が起きるのか非常に楽しみです。アジアを代表するジャンル映画祭であるプチョン国際ファンタスティック映画祭で上映されることを心より感謝申し上げます」と喜びを語っている。
木村、田中のコメントは以下の通り。
◆木村佳乃(お凛役)
まずは京都撮影所のみんなに、やったよー!!とお伝えしたいです。夜遅くを通り越して早朝まで思案と試案、熟考を重ね、トライアンドエラーを繰り返してゼロから作り上げていくいとしいスタッフ陣。日本の本気よ世界に届け! とone for allの魂で取り組んできたその現場の皆さんの思いが、個人的にゾンビ愛が厚いと感じている韓国の地にて評価していただいたことはこれ以上ないプレゼントです。
◆田中樹(士郎役/徳川家光役)
この作品を作っている時は過酷なスケジュールの中必死に取り組んでいたため、この作品の後先を考えずに真摯(しんし)に向き合っていました。ですが、この作品の完成を目にした時に少しでも多くの方に見ていただきたい、見ていただくべき作品だと心から思いました。なので、今回このような機会をいただけたこと心からうれしく思います。日本の美しい風景と、世界的に注目を集めるサバイバルスリラーの融合をぜひ楽しんでいただければと思います。