
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が11日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区)に出演。夏の参院選を控え、自公両党が物価高対策として1人数万円を給付する方針で一致したことを批判した。
橋下氏は「バラマキでしか選挙を乗り切れないのか。国会議員の情けなさが出ている」とバッサリ切り捨てた。
物価高対策をめぐり、自公両党の幹事長は即効性のある対応が必要だとして、1人数万円の現金などを想定した「給付」を盛り込むことで一致し、給付する金額や制度などについては調整を進めるとしている。
橋下氏は「民主主義のレベルの低い国は選挙前にバラマキをする」と嘆き、「現金を配るのは安易な政策」と強い口調で批判した。