
今年でコンビ結成50周年のオール阪神・巨人が10日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に生出演。オール阪神(68)が2019年に脳梗塞で倒れた際、入院している病院で、オール巨人(73)と漫才をやって、会話能力をチェックしたことを明かした。
阪神・巨人の年譜が登場し、MCハライチ澤部佑(39)から「阪神さん、脳梗塞で入院されて」と説明されると、阪神は「2019年にご飯食べていたら、箸がぽろっと落ちる。たばこを吸っていたら、たばこ、ぽろっと落ちる、と思って、病院いったら、『頭の血管詰まってますよ。脳梗塞ですよ』って、言語のとこが、って、うわっ、漫才でけへんわ、って、そのまま、救急医療で、たんかで、せいの、はいっ、いうて運ばれて。元気なんですよ」と症状を振り返った。
巨人は状況を知った時について「劇場で待ってて、けぇへんなって、そうしたら、阪神くん倒れた、って、どうしたの? 梗塞で…阪神高速?」と冗談をまじえ、スタジオが爆笑となった。
阪神は「面会謝絶なんですけど」と補足すると、巨人は「看護師さんに『ダメです、入れませんよ。家族の方も無理です』と言われたけど、『僕は家族以上やから』っていうて、向こうの方も『しゃーないな』って入れてくれはった」と話し「病室いったら、阪神が『漫才やってくれないか』って急に言うんですよ」と話した。
阪神は「脳の方が詰まってたって言うから、僕はベッドに寝ながら、膝ついて『ちょっとネタしてくれ』って、ネタ合わせをな」と話した。巨人は「入院してすぐにネタ合わせ…どんな漫才してんねん」と語った。阪神は「2度ぐらいやって、いけるって…巨人が」と話した。
MCハライチ岩井勇気(38)は「漫才はそんときでもできるんですね」と感心した。