
俳優武田鉄矢(76)が6日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に生出演。俳優西田敏行さんをライバル視していたことを明かした。
武田への番組からの質問で「金八先生で濱田岳にだけ厳しすぎ」とあり、武田は「濱田岳はやかましく言ってましたね」と認め「濱田岳にはうるさく言って、あいつもいやだったろうな。ただ、才能を感じたものだから…最初はあんまり声が出なかったんですよ。それでボロカスに言って『声出せ』って」と濱田に厳しく当たった真意について語った。
MC神田愛花(44)から「才能があるって何がいいんですか?」と質問されて「濱田はサイズがいいんです。役者として仕事が一番もらえる背の高さってあるんです。みんなこのタイプをね」と隣に座っていた身長183センチの谷原章介(52)の肩をかるくたたいて「でも、競争率激しいんですよ、ここは」と谷原を指さし、笑いを誘った。
さらに武田は「160センチ台にとどまっていると、表情豊かで、いい顔も悪い顔もできる。それはやっぱり伸びていく。そういうライバルが1人だけ。テレビで見てライバルだと思った人がいたんですよ」と話して、一瞬間をあけてから「西田敏行」と名前を明かした。
武田は「あのサイズ感はどうしようもないでしょ。それにあの人、善悪両方できるんですよね。善人もできるんですけど、詐欺師とかやらせるとうまいんだよなぁ。良いこと、悪いこと両方こなせるヤツって生き残る可能性が高いんで」と話した。
澤部から「結果、武田さんと西田さんとお2人から寵愛を受けてね、濱田さん」と話されて武田は「結局、彼(濱田)は二代目ハマちゃんになってますからね」と感心しながら語った。
西田さんは昨年10月、76歳で死去した。