
お笑いコンビEXITの兼近大樹(34)が5日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜午後11時17分=関西ローカル)に出演。実は今年、解散を予定していたことを打ち明けた。
番組では、東京と大阪の違いはあるものの、同期にあたる兼近とダブルヒガシの大東翔生(32)が2人でトーク。本音を語り合った。
その中で「コンビ仲」の話題になると、兼近は「俺、相方(りんたろー。)は先輩だから」としつつ、「泣かしたこととかあるよ、先輩を。相方であり、先輩なのにひどいこと言いすぎて。(りんたろー。が)『それ言ったら終わりじゃん』って」と苦笑。
その理由について「『解散しよう』みたいなの言っちゃって。3年前ぐらい。(りんたろー。の妻も)『子供つくれない』って泣き崩れて…。嫌な思いめっちゃさせちゃった。わがままで」と明かした。
さらに「今年、解散予定だったのね」と告白。「今年の1月に『やっぱり、ずっとやりましょうか』って俺から」と最終的には解散を回避したことも打ち明けた。
驚いた大東が「なんで解散しようと思った?」と問うと、兼近は「漫才、お笑い、ずっとやって、食っていけないんじゃないかと思った。だって賞レースも取ってないし、結果を残してないから。テレビタレントとしてだったら、もしかしたら食っていけるかもしれないけど…」。
大東が「コンビでおる意味ないやん、っていう…」と問えば、兼近は「そういうこと」とうなずいた。
「だから、ここ2年間は、タレントしてやっていけるようにっていうので、りんたろー。さんだけずっと働いてたの。ピンの仕事を増やして」と、りんたろー。がタレントへの転身に備えて活動していたことにも言及。
しかし、最近になって劇場への出演機会が増えたことや、各大学などの学園祭のステージに多数出演し、「『あれ、これ(タレント業と漫才を)両立できるんじゃないか』みたいな…俺が思って。これ(漫才の仕事)がもし続くんだったら、いけるか…みたいになって『ちょっとやりましょうか』って。それで続けようって思えたんだよね」と解散を思いとどまったという。
大東が「結局、基礎には漫才がある? 兼近の中で」と問うと、「そう。(仕事は)『何?』って、『テレビタレントです』って言いにくい。『お笑い芸人です』って言えてれば、仕事じゃん」と話していた。