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カズレーザー、「AI故人」サービスに、故人の「権利が消滅しているならしゃべらせても…」


フジテレビ系「サン!シャイン」で特集された「AI故人」は、離れた家族が故人と対話できるAI技術にスポットを当てたもの。このAI故人は故人の動画を使ってメッセージを読み上げる、または対話システムを通して故人と交流する模擬体験を提供。番組ゲストのカズレーザーはAI故人について前向きな意見を示し、故人をしのぶ新たな方法として歓迎する姿勢を見せた。一方、MCの谷原章介は倫理的な問題や悪用リスクを指摘。この技術は故人の記憶を生き生きと再現する一方で、故人の意図しない形に取り扱われる危険性も孕む。ディスカッションは、故人をしのぶ目的を越えたAIの新たな可能性や、故人がコミュニケーションできなかった怨みを晴らす道具になることまで視野に入れて進行した。

カズレーザー(2023年10月撮影)

俳優谷原章介(52)がMCを務めるフジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)は6日、葬儀や法事などのシーンでサービス展開が進む「AI故人」について特集し「AI故人、ありかなしか」のテーマで展開した。死者AIや死者をめぐる倫理について研究している上智大大学院の佐藤啓介教授が解説した。

AI故人には、遺族が決めた文章を、故人が話しているように、故人の動画に合わせてAIが読み上げるタイプや、故人と対話しているかのように答えが帰ってくるタイプ、昔の写真がAIで加工することで、写真の中で人物が笑ったり、歩くなど動き出すタイプなどが紹介された。

カズレーザーは写真が動き出すタイプについて「この写真にプラスアルファの情報載っけてるだけだから、これはいいんじゃないですかね。ほしがる人は多いなと思います。人格に似たものを載っけていくのとは違うので」と興味津々。AIが故人のようにしゃべることにも「亡くなった時点でその人の権利が消滅しているなら、AIにしゃべらせてもいいんじゃないかな。そこがちぐはぐになっていると問題は起こりやすいかな」と語った。

谷原から「悪用されてさ、絶対に言いそうもないことわざとしゃべらされたりしたらやじゃない?」と問われたが「でももう、死んじゃってるから文句言えないですよね。僕は結構これいいなあと思うのは、故人をしのぶ目的もあると思うし、もっと逆に言うと、文句言えなかった人が、死に逃げ、勝ち逃げされた人にちゃんと文句言えるとか、いろんな用途があると思う。ちゃんと故人をしのびたい、以外の使い方あると思うので」と語った。

さらに谷原から「勝ち逃げ死に逃げした人に文句言ってもなんの生産性もない」と言われても「生産性はなくても、じゃあ故人をしのぶって生産性あるのかって、そこは疑問じゃないですか。じゃ、いろんな用途があった方がいい気がします」と主張。「たとえば認知症を患ってしまって、あんまり最後コミュニケーションとれなかった。その姿が最後残るよりは、元気な状態をずっと記憶に残しておいてほしいというなら、その状態をAIに残しておくとか」と思いを説明した。

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