
NGT48が4日、この日発売になった11枚目シングル「希望列車」の発売記念CDお渡し会を新潟市の万代シテイパークで開催した。前日3日から2日間行われ、メンバー35人全員が参加した。新潟で、全員でのCDリリースイベントを行ったのは18年10月発売の4枚目シングル「世界の人へ」以来。今回は予約なしの現地即売会という初めての形式になった。
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発売日は晴天に恵まれた。センターを務める大塚七海(24)は「青空の下、メンバー全員で゛希望列車゛が発車できてよかったです」と笑う。「新潟で直接ファンの方に会って、お話しながらお渡しできたのが本当にうれしい。みんなで一緒に盛り上げられた」と感想を話した。
即売のため通りすがりに購入する人もいた。新潟市出身の佐藤海里(24)は「目の前でCDをゲットして会いに来てくださることで、NGTは敷居が高くないということを知っていただきたいです」と言う。
今回は1ブースに期が別々のメンバー3人が入り、ファンを迎えた。1枚購入することで3人と会話できる形だった。大塚とのダブルセンターのキャプテン藤崎未夢(24)は「私のファンの方以外の方々とお話しできたのがよかったです」と交流が広がったことを喜んだ。
ミュージックビデオは、佐藤海と三村妃乃(22)がスペシャルアンバサダーを務める上越市のえちごトキめき鉄道の車内で撮影された。佐藤海は「電車の中で踊るシーンがあります。鉄道おたくの方々にもアイドルを身近に感じていただけたら」とPRする。
グループは今年が結成10周年。「新潟でお渡し会ができた。もっと地元密着と感謝の気持ちをお伝えしたい」。藤崎は新曲発売に今後の活動への思いを重ねた。