
今夏の参院選比例代表に、国民民主党から立候補することになった山尾志桜里元衆院議員(50)が4日、X(旧ツイッター)を更新。出馬会見を開く意向を示した。
山尾氏は3日深夜の投稿で、衆院選に初当選した2009年の同期会に出席したことを報告するとともに「初心に立ち返ろう。自分の言葉で丁寧に説明を尽くそう。その上でなお国政で貢献したい思いをまっすぐ伝えよう。その決意が固まりました」と、これまで開いていなかった出馬会見を行うことを示唆した。
その後の投稿であらためて「はい、出馬会見をさせてください」と明言。「決定当初は自然体で会見を設定していたのですが、その後、私の発信や会見が党に与える影響を読むことができず、躊躇していました。個別の取材対応より会見は影響が大きいので控えてほしいという声も届いており、その気持ちも痛いほど分かりました」と、会見を開いていなかった事情を説明した。
一方で、会見を求める声を党内外から受け、「それは当初の自分自身の希望でもありましたし、何より有権者に判断材料を提供する民主主義の要請でした」と山尾氏。「そんななか、友人がある方のSNSでの発信を転送してくれて、そこには『がんばれ!応援しているよ。丁寧に説明してほしい』とありました。その文字を見た瞬間、正直涙が出ました。本当にそうだよな、と。繰り返し丁寧に説明するという普通のことをやれてなかった自分と向き合い、猛省しました」と、会見を開くことを決意するきっかけとなった出来事を記した上で、「先送りすべきではないと思っていますので、おって詳細をお伝えします。関心を持って下さっている方には感謝しつつ、お待ち頂けると幸いです」とした。