
タレントの上沼恵美子(70)が2日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に出演。過去に受けた“裏切り”に恨み節を吐露した。
1582年6月2日、本能寺の変が起こったことから、この日は「裏切りの日」とされている。
上沼は「裏切りはされてましたね。こんだけ生きてきたらね、大小もあるし。6年くらい前が私、一番大きい裏切りを受けた。裏切りってショック。階段からパンと突き落とされたようなショックでした。痛いわけやなくてビックリした。仲良くやってきたスタッフがあざ笑ったり、そんな感じやったかな。絵画で表したら、嫌な絵やな。みんな知らん顔して涼しく生きてはるけど、あったと思いますよ」と話した。
上沼は20年、パワハラ騒動が報じられ、レギュラー番組の多くを降板している。当時を振り返り、「どん底と思った。かみしめておこうと思った。覚えとこうと思って。覚えといたら、次いやなことがあってもアレよりマシやって材料にしようと思って。最終的にはね。ドロ~としたドヨドヨっとした、色でいうたら群青色を汚くしたような。その汁を覚えとこうと。汁の味を。気晴らししないで、汚い水たまりにつかっといてください。いい薬になるで」と裏切りを乗り越えた体験談を明かした。
さらに、「今、失礼やけど、えへへと思ってます。恨んだ人が…私がやったんちゃうで? 自然に落ちていってはる。礼儀正しくないからよ。あんな人間の悪い人が、しょうもないのが、あない出世いていく。んなわけないわと思ってたら、必ず落ちていきますね。ブーメランって言うけど戻ってくる。あれ、ホンマかわからへん。気をつけなあかんな。笑っておくのが一番」と話していた。