
来春のコンサートツアーを持って活動終了を発表した嵐の櫻井翔(43)相葉雅紀(42)松本潤(41)が、7月期のゴールデン・プライム帯(午後7~11時)の連続ドラマでそれぞれ主演を飾る。
櫻井は「占拠シリーズ」第3弾となる、日本テレビ系「放送局占拠」(土曜午後9時)でカムバック。刑事の武蔵三郎(櫻井)が人質をとって建物を占拠する鬼の面をかぶった武装集団に立ち向かうオリジナル作品の新作で、23年「大病院占拠」、24年「新空港占拠」に続く3年連続の制作となる。
相葉は俳優の大森南朋(53)松下奈緒(40)と、テレビ朝日系「大追跡~警視SSBC強行犯係~」(7月9日開始、水曜午後9時)でトリプル主演を飾る。警視庁に実在する組織「捜査支援分析センター(SSBC)」が舞台の物語で、「相棒」「刑事7人」「特捜9」が放送された、テレ朝伝統の刑事ドラマ枠における10年ぶりの新作。同枠で主演を務めた事務所の先輩、東山紀之(58)や井ノ原快彦(49)から相葉へ“継承”となった。
松本は、TBS系日曜劇場「19番目のカルテ」(日曜午後9時)でキャリア30年目にして初の医師役に臨む。ドラマ出演は23年に主演したNHK大河ドラマ「どうする家康」以来。日曜劇場は18年の「99・9-刑事専門弁護士-SEASON2」以来で7年ぶり。病気だけでなく心や暮らしの背景に寄り添い、患者にとっての“最善”を見つけ出す総合診療医の姿が描かれる。
二宮和也(41)は、第78回カンヌ映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門に出品された主演映画「8番出口」(川村元気監督)が8月29日に公開予定。放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」にも、柳井嵩(北村匠海)の父・柳井清役で出演した。
この夏のエンターテインメントの話題は、嵐が“占拠”となりそうだ。