
タレントつるの剛士(50)が31日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。基礎年金の底上げこんな大切なこと、自民・公明両党と立憲民主党が共同提出した年金制度改革の関連法案について私見をつづった。
つるのは、基礎年金の底上げを盛り込んだ修正案が衆院を通過したことを伝えるニュース記事を引用。「こんな大切なこと、国民の声も聞きもせず、理解も深まらぬまま、審議もなしにあっさり法案可決。衆院通過…」と記した。
この投稿に対し、「著名な方の勇気ある発信ありがたいです」「つるのさん、どうか議員なってー」などのコメントも。経済学者の田中秀臣氏も「年金制度を政府はつねに『世代間での支え合い』だといいながら、異論の声がかってなく大きいのに(しかも少数与党という状況にもかかわらず)、重要な世代間の再分配を政党の数合わせだけできめてしまう。なんなんでしょうかね、本当に」とリアクションした。
今回の修正案では、基礎年金の総額が増える世代もある一方、一部の高齢者層は現在より減るとされる。また厚生年金の積立金を活用することや一部の財源が不透明なことなどに対して賛否が起きている。自公と立憲の合意で衆院をスピード通過したことについて、野党などから議論不足や参院選対策との批判も出ている。